オーダー戴いたことのある方はご存じなのですが、そうでない方にすると、
Web屋って、原稿を渡したらそれにオシャレなデザインを施してくれる、それが仕事でしょ♪
というのが一般的な認識なのかなぁと思いまして、そこら辺を書いてみました。
原稿を戴いたら、この3つの作業をやります。
- カテゴリ分け
- 読み手目線に書き換える
- タイトルを付ける
ちなみに、こういうのを専門にやってらっしゃるライティングの業者さんもいらっしゃいますが、
Hainaでは、全部ワンストップでやっています。
1.カテゴリ分け
大部分は原稿のカテゴリ分け。これが泣く作業です。
事業内容のジャンルと対応ページが整合していなかったり、
料金表のタイトルと違ったり‥
原稿の段階でかなり混乱するところで、時間を要する作業なのです
整理するのがWeb屋の仕事 ( ・v・)و̑デスネ
2.読み手目線に書き換える
例えば、製薬会社のホームページがこんなだったら読む気失せないですか?
【標準的な原稿】
こんな特許を持っていて、こんな薬が作れるんです!
だから花粉症のお薬も得意で、ズラズラズラ‥
いただく原稿はだいたいそんな感じが標準です。
これを読み手目線に書き換える必要があります。
軽く例を書くと
【読み手目線の記事】
頭痛や鼻水、我慢しますか?
眠くならない優しいお薬で、
服用して30分後、
目も鼻も頭痛もラクに!勉強も仕事もはかどります!
わかり易く書いてみました(笑)
どんな課題に対して、具体的に何をしてくれ、どんな明るい未來が待っているのかを書いてこそ、伝わります。それがホームページの役割です。
どんな難しい専門知識があるのかの記載はあまり重要ではありません。
読み手目線に書き換えるとは、こういう作業のことです。
社労士さんのHP依頼を受けることが多いのですが、
やはりいただく原稿は、できること、得意なことを山ほど書いた原稿なんですね。
で、「何してくれるんですか?」「どんな明るい未來をもたらしてくれるんですか?」
という読み手が探している情報が書かれてないことが多いです。
どんな課題に対して、
どう調理し(ここ、差別化できるところです)
どんな明るい未來が待っているのか
こういった文章の書き換え作業、Web屋の仕事ってコレなのかなと思っています。
3タイトルを付ける
私の仕事は、依頼主さんの喜ぶホームページを作ることではなくて、
もっとその先=できるだけ多くの人に読んでもらう事。
そのために、文章を書き換え、さらにタイトルを工夫します。
タイトルは、記事を読むか否かの判断基準になるため、
タイトルこそ重要です。
新聞でもそうですよね?
タイトルを見て、内容を読むか否か決めないですか?
文章の要約をタイトルにするケースが見られますが、議事録ならそれでよいでしょう。
しかし、ホームページにおいては、タイトルは読むきっかけになる必要があるので、
「興味あるわ!中身も読んでみましょかい!」←に持っていく必要があります。
だから、だいたい全部こちらで書き換えます。
多くの人に読んでもらいたいからというのが理由。
GOAL:多くの人に閲覧してもらう。
▶そのために「検索上位に」
▶そのために「良い内容に&SEO対策」
と逆算します。
HPの納品時は、原稿と違う構成になっているため、依頼主さんにはびっくりされます。
それでも、依頼主さんの想いは中心に置いて制作しています。
納品時にご覧いただた瞬間、頑張りが伝わるらしく‥
追加料金払わなくて良いですか?と言われることが増えてきました(笑)
ほな、貰います♪とは言いにくいです(笑)
価値を理解していただける人って素敵ですね。
ちなみに、ブランディングのオプション付きだと、料金他色々口出しをします。
人の料金は良くわかるんですよね。
ターゲットをもっと絞った方が良いのでは?
その納期、きつくないですか?
など色々。Web屋の範囲を超えて突っ込みます。
HP納品後も、気になったら口を挟んだり‥(笑)
料金表を変えたらここがこうなったよぉ ^ ^
という自分の最近の体験など、要らん情報までお伝えすることも(笑)
以上、Web屋はそんな作業をしているんですわぁ♪回でした。
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